ブログ運営者の投資日記番外編④：2023年上半期までの投資パフォーマンスを日経平均と比較する

この記事のポイント

2023年6月までの日経平均の年次リターンは＋25.7％。一方、自身の投資パフォーマンスは＋26.6％という結果でした。個人的には毎年＋20～30％のリターンを稼げれば十分だと思っていますが、超過リターンがわずか＋0.9％しかないので、日経平均を上回るリターンを挙げられるよう頑張りたいと思います。

日経平均の投資リターン

「日経平均の投資リターン（2023年6月末時点）」（画像はすべてクリックすると拡大します）

2023年6月までの日経平均の年次リターン（配当は2.5％、税金は20％で計算）は＋25.7％となっています。年初に日経平均に投資して黙って保有し続けていれば2桁リターンを獲得できた計算になるので、今年は余計なことをしない方が良かったのかもしれません。また、2018年（楽天証券で筆者が投資を始めた年）から2023年6月までバイ＆ホールド（長期保有）した場合のリターンは＋45.6％となっています。2020年のコロナショックなどによって相場自体が荒れたので、パフォーマンスも年によって大きく変動しています。仮に1年ごとに利益確定＆再投資（手数料は無視）を行ったとすると、同期間のリターンは59.4％とわずかに増えるので、日経平均は長期投資に向かないのかもしれません。

「アメリカの大統領選挙とダウ平均の上昇率（1833～2011年）」アノマリー投資より

さて、年末までこの勢いが続くのかは分かりませんが、アメリカ大統領選挙（次回は2024年）の前年は選挙を意識した景気刺激策が導入されやすいので、株価も高騰しやすいと言われています。それは、上の画像を見れば明らかです。日経平均の直近のデータを見ても2019年（大統領選挙の前年）のリターンは19.2％、2020年（大統領選挙の年）は17.1％、2021年（大統領選挙の翌年）は7.0％、2022年（大統領選挙の翌々年）は△6.3％となっているので、2021年と2022年のリターンの大小は異なっているものの、経験則としては妥当なものだと思います。したがって、2023年は最低でも2桁のプラスリターンで着地しそうです。

MEMO

日経平均の配当利回りを2.5％として計算していますが、過去の推移をみると1.6％～2.6％の間で上下しています。また、税率は所得税15％・住民税5％を合計した20％で計算しており、復興特別所得税（0.315％）を考慮していません。売買手数料などの細かい手数料も含んでいないので、日経平均の実際の年次リターンは画像の数字よりも劣る結果となります。

【上の図表はこちらの本から引用しています!】

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自身の投資パフォーマンス

「自己投資の投資パフォーマンス（2023年6月末時点）」（画像はすべてクリックすると拡大します）

これまでの自身の投資パフォーマンス（年次リターン）は2018年△13.5％、2019年＋26.8％、2020年＋16.4％、2021年＋31.4％、2022年＋35.5％、2023年6月末時点で＋26.6％となっています。投資を開始した18年はマイナスに陥ってしまいましたが、それ以外の年はNISA口座の含み益が拡大していったこともあって比較的好調に推移しました。また、2018年から2023年6月までバイ＆ホールド（長期保有）した場合のリターンは204％となっています。ちょうど5年半で資産が3倍に膨らみ、投資資金の2倍の利益を得た計算になるので、悪くないと思っています。

なお、日経平均と比較した場合の超過リターン（自身のリターン△日経平均の年次リターン）は2018年△4.1％、2019年＋7.6％、2020年△0.8％、2021年＋24.4％、2022年＋41.8％、2023年6月末時点で＋0.9％となっています。単純に日経平均に投資した場合よりも明らかにパフォーマンスが良いので、なるべく投資信託を買わずに自分で運用を続けようと思います。

まとめ

2023年6月までの日経平均の年次リターン（配当は2.5％、税金は20％で計算）は＋25.7％となっています。一方、自身の投資パフォーマンス（年次リターン）は2023年6月末時点で＋26.6％という結果に終わっています。個人の目標（毎年＋20～30％のリターンをあげる）は満たしたものの、超過リターン（日経平均との差）はわずか0.9％しかないので、どこか納得できていません。下期にかけて日経平均のパフォーマンスを大きく超えられるよう頑張りたいと思います。