目次
「みんなで大家さん」は破綻間近のポンジスキーム!|買ってはいけない金融商品①
- みんなで大家さんの商品はすべて詐欺(ポンジ・スキーム)であり、極めて悪質です。運用を手掛ける都市綜研インベストファンドの決算公告を見ても、粉飾決算が強く疑われます。みんなで大家さんの商品は購入しない方がよいでしょう。
- 現在募集中のシリーズ成田12号・13号の募集口数が15,212口・24,336口と急増しています。これは、「みんなで大家さん」というポンジ・スキームが限界を迎えつつあるという何よりの証拠です。既に購入された方は即時撤退(営業者への譲渡)をおすすめします!
みんなで大家さんの概要
みんなで大家さんは、不動産を小口化して複数の投資家から出資を募り、対象不動産から得られる収益をそれぞれの口数に応じて分配する不動産投資商品です。端的に言えば、クラウドファンディングのようなもので、高額な不動産投資を1口100万円から始められる金融商品となっています。
事業運営は都市綜研インベストファンドという会社が一手に担っているので、出資者は不動産管理の手間が掛かからず、分配金を2ヶ月に1回受け取るだけで済みます。また、各商品の想定利回りは6~7%とかなりの高利回りですが、3~5年の短期運用が前提なので元本割れのリスクは小さくなっています(過去に元本評価割れとなったことはない)。さらに、途中売却したい場合は所定の手数料が必要になるものの、営業者(運営会社)への譲渡が可能なのですぐに換金できるようになっています。
ネタバレですが、みんなで大家さんはただの詐欺です。
youtubeで「みんなで大家さん」に関する解説動画をたまたま目にし、興味が湧いたので今回記事にしてみました。調べてみたらかなり悪質だったので、騙されないようご注意ください!
買ってはいけない理由①:みんなで大家さんの商品がすべて詐欺(ポンジ・スキーム)だから
シリーズ32~37号、39~40号、42~43号、45~46号(アグレボバイオテクノロジーセンター)の実態は廃墟モール
みんなで大家さんが提供する「シリーズ32~37号、39~40号、42~43号、45~46号」の実態は廃墟モールに過ぎません。
物件概要の住所となっている「福岡県遠賀郡水巻町頃末南二丁目13番1号」にはグランモール水巻というショッピングモールが建っていますが、稼働しているのは3階あるうちの1階部分だけであり、主要テナントはラ・ムーというディスカウントストア1店舗のみとなっています。
商品説明欄には「アグレボバイオテクノロジーセンター」という名の農園が開設され、バナナが栽培されているかのような記述がありますが、日本国内のバナナの生産地は沖縄県と鹿児島県という温暖な地域に限られていますし、そもそも吹き抜けの商業施設でバナナが栽培できるはずがありません。
実際、福岡県水巻町の農業部門別産出額をみると、果実の生産高は1,000万円以下となっています。テナントの賃料と合わせて考えてみても、想定賃料300,300千円には遠く及びません。この物件に関係する商品が数多く組成され、その募集(現在運用中のものだけでも総額240億円に達する)が頻繁に行われていたことを踏まえれば、この金融商品がポンジ・スキームであると断言することができます。
シリーズ伊勢(ともいきの国伊勢忍者キングダム)は不動産商品ではなく関連会社への融資債権
みんなで大家さんが提供する「シリーズ伊勢」は不動産商品というよりも、実質的には関連会社への融資債権に過ぎません。
投資対象となっている「ともいきの国 伊勢忍者キングダム」は「みんなで伊勢を良くし本気で日本と世界を変える人達が集まる株式会社」という会社が運営しています。この会社の代表者は「柳瀬公孝」氏であり、みんなで大家さんの営業者にあたる都市綜研インベストファンド株式会社の代表取締役と同一人物です。
シリーズ伊勢の運用スキームは、「ともいきの国伊勢忍者キングダムに係る不動産を取得した後、それを運用会社へ賃貸に出すことでそこから得られる賃料を分配する」というものですが、テーマパークの運営会社がみんなで大家さんの代表者が務める関連会社である以上、不動産商品というよりも融資債権といった方が適切だと思います。
なお、伊勢市観光客実態調査報告書という資料をみると、2021年の伊勢市の観光消費額は231.9億円と推計されています。新型コロナウイルスが感染拡大する前の数字(2019年:624.2億円)に比べると3分の1程度しかなく、経営危機にあるのは火を見るよりも明らかです。
それを象徴するように、シリーズ伊勢に関連する投資案件が複数募集(2022年10月2日時点で4、5、6号の3件が運用されている)され、その額も70億円に達しています。もともと、ともいきの国伊勢忍者キングダムは総工費300億円をかけて開園しています。総工費に対する募集金額の多さと7%というかなりの高利回が謳われていることを踏まえれば、これも単純なポンジ・スキームだと判別できます。
シリーズ41号(B-WAVEビル)はキャバクラが入居する雑居ビル
シリーズ41号(B-WAVEビル)の実態はキャバクラが入居する雑居ビルです。商品概要の物件住所「栃木県宇都宮市宿郷1丁目3番3号」をグーグルストリートビューで確認すると、下のような画像が出てきます。
入居中のテナントにはキャバクラが含まれており、商品説明の「飲食店に特化したビル」という文に嘘はありませんが、投資対象として好ましいものではありません。
また、看板を見る限り空室がかなり目立っています。「『一括借上システム』の契約をマスターリース会社と締結しておりますので、安定した運用を見込むことができます」と書かれているものの、テナントの3分の1が埋まっていないのに安定した利益が出るとは思えません。
以上、シリーズ41号(B-WAVEビル)について簡単に調べてみましたが、同商品は2020年7月31日から2022年9月30日まで年率6.2%というかなりの高利回りで運用されており、分配金も現実に支払われているようです。その原資が一体どこから出ているのか謎は深まるばかりです。
ファーム4~6号は既存の農業法人の名を騙った悪質な商品
みんなで大家さんが提供しているファーム4~6号は、農業法人神バナナ株式会社が生産する「皮まで食べられる純国産バナナ(神バナナ)」を連想させる商品ですが、そのほとんどすべてがデタラメであり、既存の農業法人の名を騙った悪質な金融商品となっています。
既存の農業法人の本社や農地を勝手に不動産商品化!?
農業法人神バナナ株式会社という会社に関してですが、本社が「鹿児島県南九州市川辺町平山4109番地」にあり、「鹿児島県南九州市川辺町神殿1374番地」と「佐賀県三養基郡みやき町大字白壁2905-7」にそれぞれ農場を持っています。
一方、みんなで大家さんが提供しているファーム4号の組み入れ物件の住所は「南九州市川辺町平山字京田4109番地2、4108番地」とされており、農業法人神バナナ株式会社の本社所在地と重なります。さらに、シリーズ5号の組み入れ物件の住所が「鹿児島県南九州市川辺町神殿1374」となっていますが、これは農場の住所と完全に一致しています。
【みんなで大家さんのファーム4~6号の概要】
商品名 | 施設名(用途) | 住所 | 延床面積・敷地面積 | 想定賃貸利益 |
ファーム4号 | 青果熟成加工物流センター(工場・機械室) | 南九州市川辺町平山字京田4109番地2、4108番地 | 6,250.91㎡(敷地面積) | 213,000千円 |
ファーム5号 | 純国産バナナ・青果生産加工流通施設(店舗) | 鹿児島県南九州市川辺町神殿1374 | 1,198.58㎡(延床面積) | 350,000千円 |
ファーム6号 | 奄美青果熟成加工物流センター(倉庫・事務所) | 奄美市住用町大字摺勝字廣 531番地 | 341.4㎡(延床面積) | 157,500千円 |
あくまで推測になりますが、農業法人神バナナ株式会社という会社については佐賀新聞、朝日新聞、鹿児島テレビなど様々なメディアが取り上げているので、おそらくみんなで大家さんを運営する都市綜研インベストファンド株式会社が既存の農業法人の名を騙って(イメージを使って)勝手に不動産商品化したのではないかと思います。
商品説明が完全にデタラメ
次に、商品説明に関してですが、デタラメな内容が目につきます。
商品説明の「当テナントの農業法人においても、4年前から鹿児島県を中心にバナナ栽培を開始し、現在ではおよそ10ヘクタール(10万㎡)もの栽培規模にまで成長しております」という文章がいい例です。
バナナの収穫量は品種や栽培方法によって異なるものの10aあたり1,500~2,500kgとされており、上記の文章が正しければこの農業法人のバナナの生産量は150t~200t(1ha=100a、1t=1,000kg)ということになります。つまり、みんなで大家さんのテナントの農業法人は日本国内のバナナ生産量(100t~200t)に匹敵する、あるいはそれ以上のバナナを生産しているということになってしまいます。
なお、農業法人神バナナ株式会社に関する報道をみると、同社が保有する農地は鹿児島県南九州市川辺町神殿分が3ha、佐賀県三養基郡みやき町分が0.2haだと確認できます。これは表記の10haには到底及ばない数字です。
ファーム6号はさらにデタラメ
ファーム6号はさらにデタラメな内容となっています。奄美青果熟成加工物流センターの所在地(奄美市住用町大字摺勝字廣 531番地)とされる場所は、太陽基礎鋼業株式会社という会社の本店となっており、このことは国税庁のサイトからも確認できます。
商品の運用開始日が2022年2月1日と比較的最近なので、行政の不手際(データの更新遅れ)という可能性も考えられますが、これまでの流れを踏まえればどちらが嘘をついているのか一目瞭然でしょう。
なお、この物件は延床面積341.4㎡の木造合金メッキ鋼板ぶき平屋建で、想定賃貸利益157,500千円を生み出す超高級物件となっています。鹿児島県奄美市の2022年の基準地価は1㎡当たり3万1,630円なので、敷地面積500㎡、地価1㎡あたり4万円換算でも不動産価格は2,000万円に過ぎません。
木造合金メッキ鋼板ぶき平屋という立派な建物があるからなのか分かりませんが、そこから1億5,750万円もの賃貸収益が出るとは到底思えません。明らかな詐欺商品であり、典型的なポンジ・スキームと言えるでしょう。
シリーズ成田は区画整理中の空き地
シリーズ成田は成田空港周辺開発プロジェクト用地を取得することで、「その立地を活かした旅行拠点の宿泊施設のほか、新たな観光資源としてエンターテインメントコンテンツやショッピングセンター及び国際展示場を建設する予定」としています。
成田市の都市計画資料をみると、開発予定とされる区画は過去にゴルフ場開発予定地だった土地で広さ(約42.6ha)も十分にあり、観光・商業集積地、ビジネス・医療集積地が整備されれば、なるほど確かに不動産価格や借地料(地主に対して借主が支払う土地使用料)の上昇が見込めそうな物件です。
実際、成田空港の拡張工事が完成すれば、全国で10兆4,160億円、うち空港周辺の9市町合計では2兆5,478億円もの経済波及効果が生じると推計されています。小菅地区は成田空港から道路1本挟んだ場所に位置しているので、計画通りに開発が進めばかなりのインバウンド需要が期待でき、その恩恵は計り知れないものになりそうです。
シリーズ成田は一見すると有望そうな商品に思えますが、説明文にある「本商品の対象不動産はプロジェクトの土地のみ」、「『シリーズ成田1号』は、土地の造成・開発を行う事業者に対象不動産を賃貸し、そこから得られる賃料を分配いたします」という言葉をみれば、建物もないただの空き地からなぜ7%もの高収益が生まれるのか疑問に思うはずです。
成田空港の拡張工事は圏央道の開通に始まり、新滑走路の供用、ターミナル・貨物施設の具体化へと進んでようやくようやく実現にこぎつける代物です。資料を見ても、成田空港周辺の地域づくり計画の完了は2032年とされています。
また、現実に衛星画像を確認してみても、2021年12月時点では区画整理(造成)の途中の状態にあり、とても177,450千円もの賃貸収益が発生する土地には見えません。緒に就いたばかリなのにもかかわらず、シリーズ成田1号の分配金が2021年5月31日以降各月で支払われていることから、この商品が単なる詐欺(ポンジ・スキーム)であることが分かります。
買ってはいけない理由②:営業者が粉飾会計を行っているから
みんなで大家さんの営業者である「都市綜研インベストファンド株式会社」が粉飾会計を行っている点も問題です。特に、①総資産が1年間で500億円も膨らんでいる点、②預り金と不動産特定共同事業受入出資金のほぼすべてを土地の取得に費やしている点は見過ごすことができません。
①総資産が1年間で500億円も増加している点について
都市綜研インベストファンドの決算公告をみると、第23期(2021年3月末)から第24期(2022年3月末)にかけて、資産が73,356百万円から123,339百万円に増えていることが分かります。1年間の資産の増加額は500億円に達しており、これはイオンモールの資産増加額(約691億円)と同程度の額となっています。
イオンモールは言わずと知れたショッピングモール事業を営む企業であり、2022年2月期の業績は営業収益316,813百万円、純利益19,278百万円を誇り、総資産も1,463,256百万円ほど有しています。みんなで大家さんの事業者がイオンモールのような大企業と肩を並べているとは到底思えませんし、資産の対前年増加率(都市綜研インベストファンド:65.9%、イオンモール:5.0%)をみれば、事業者が粉飾会計を行っていることは明らかです。
②預り金と不動産特定共同事業受入出資金のほぼすべてを土地の取得に充てている点について
預り金と不動産特定共同事業受入出資金のほぼすべてを土地の取得に充てている
預り金と不動産特定共同事業受入出資金のほぼすべてを土地の取得に充てている点も問題です。
都市綜研インベストファンドの決算公告をみると、第23期(2021年3月末)から第24期(2022年3月末)にかけて、預り金が7,399百万円から19,479百万円に、不動産特定共同事業受入出資金が51,740百万円から86,916百万円に増えていることが分かります。
一方、土地の保有額が46,495百万円から96,585百万円に増えており、この増加額(50,090百万円)は預り金の増加額(a:12,080百万円)と不動産特定共同事業受入出資金の増加額(b:35,176百万円)の合計金額(a+b=47,256百万円)とほぼ等しくなります。
つまり、都市綜研インベストファンドは預り金として受け入れたお金と不動産特定共同事業受入出資金のほぼすべてを土地の購入に充てたということになります。
預り金を土地購入に充てることの問題点
それではその何が問題なのでしょうか?その答えは①「預り金」という勘定科目の性質と②都市綜研インベストファンドが第23期(2021年3月末)から第24期(2022年3月末)にかけて販売した商品にあります。
①についてですが、「預り金」とは、役員、従業員、取引先などから一時的に預かったお金のことで、本人に返還するか、本人に代わって支払うべきものを計上する時に使用される勘定科目です。基本的に、給与から天引きした源泉所得税、住民税など、返済期限が決算日の翌日から起算して1年以内のものの処理に用いられます。
したがって、預り金が急に120億円以上も増えることはありませんし、1年以内に返済しなければならないお金をいつ資金を回収できるか分からない土地の取得に費やすことはありえません。こうした不明瞭な会計処理は、同社が粉飾会計を行っている何よりの証拠だと考えています。
都市綜研インベストファンドが販売した商品とその会計処理にミスマッチがある
②についてですが、都市綜研インベストファンドが第23期(2021年3月末)から第24期(2022年3月末)にかけて販売していた商品(11本)をみると、ファーム4~6号、シリーズ47号、シリーズ伊勢6のように、土地だけでなく建物も一緒に取得していることになっています。
しかし、決算公告をみると、第23期から第24期にかけて建物の資産額は24,607百万円から23,921百万円へとなぜか減少しています。特に、シリーズ伊勢6に関しては、ともいきの国伊勢忍者キングダムの劇場を出資者から20億円集めて購入したことになっているため、少なくとも同額以上の資産が計上されていなければならないはずです。
このように、都市綜研インベストファンドが販売した商品とその会計処理にはミスマッチ(矛盾点)があり、適切な会計処理を行っているとは思えません。おそらく、かなり悪質な粉飾会計を行っているはずです。
【都市綜研インベストファンドが第23期(2021年3月末)から第24期(2022年3月末)にかけて販売した商品一覧】
商品名 | 施設名(種別) | 組合加入日(運用開始日) | 延床面積・敷地面積 | 募集総口数(出資金1口100万円) |
シリーズ成田3号 | 成田空港周辺開発プロジェクト用地(山林、原野) | 2021年4月1日 | 4筆合計で2,706㎡ | 3,700口 |
シリーズ成田4号 | 成田空港周辺開発プロジェクト用地(山林、雑種地) | 2021年6月1日 | 3筆合計で2,700㎡ | 3,692口 |
ファーム4号 | 青果熟成加工物流センター(工場・機械室) | 2021年5月1日 | 6,250.91㎡(敷地面積) | 2,400口 |
シリーズ成田5号 | 成田空港周辺開発プロジェクト用地(山林) | 2021年8月1日 | 3筆合計で1,903㎡ | 2,604口 |
シリーズ成田6号 | 成田空港周辺開発プロジェクト用地(山林、原野) | 2021年8月1日 | 3筆合計で3,353㎡ | 4,588口 |
シリーズ成田7号 | 成田空港周辺開発プロジェクト用地(原野) | 2021年11月1日 | 2,280㎡ | 3,120口 |
ファーム5号 | 純国産バナナ・青果生産加工流通施設(店舗) | 2021年9月1日 | 1,198.58㎡ | 4,000口 |
シリーズ47号 | キングアンバサダーホテル熊谷(ホテル・店舗・事務所・駐車場) | 2021年9月1日 | 12,578.48㎡ | 2,800口 |
シリーズ伊勢6 | ともいきの国伊勢忍者キングダム(6)(劇場他) | 2021年10月1日 | 2,825.55㎡ | 2,000口 |
シリーズ成田9号 | 成田空港周辺開発プロジェクト用地(山林) | 2022年2月1日 | 4筆合計で3,705.5㎡ | 5,072口 |
ファーム6号 | 奄美青果熟成加工物流センター(倉庫・事務所) | 2022年2月1日 | 341.4㎡ | 1,800口 |
結論:「みんなで大家さん」は破綻間近のポンジスキーム!
以上のように、みんなで大家さんの商品はすべて詐欺(ポンジ・スキーム)であり、極めて悪質な金融商品となっています。運用を手掛ける都市綜研インベストファンドの決算公告を見ても、粉飾決算が強く疑われることから、みんなで大家さんの商品は購入しない方がよいでしょう。
なお、現在募集中のシリーズ成田12号・13号の募集口数が15,212口・24,336口となっており、過去の同シリーズ商品の口数(2,000~5,000口)に比べて急増しています。これは、みんなで大家さんというポンジ・スキームが限界を迎えつつあるという何よりの証拠です。既に購入された方は即時撤退(営業者への譲渡)をおすすめします!
ひさびさに「みんなで大家さん」をぶった切る記事に出会いましたw
ほかの投資系ブロガーの方とかは、訴えられたりするリスクを考えてなんか歯切れの悪い記事しか書いてくれないんですよね。
ちょっと補足しておくと、アグレボバイオは特殊な技術を使って寒冷地でもバナナが作れるようにしてあるらしいです。ただ、その技術を開発したところから「ウチの技術を勝手に騙るな!ウチは無関係です」とクレーム入れられてましたけどw。
大分の地熱発電所も勝手に商品に組み入れて怒られてましたし。
コメント&貴重な情報をありがとうございます。
みんなで大家さんはただの詐欺なので、被害者が増えないことを祈るばかりです。
ここの母体の共生バンクグループもめっちゃくちゃ胡散臭いですね。社長の柳瀬も国家経営志士議員連盟なんて保守グループ設立に関わってますし、そのグループに関与してる企業も軒並み詐欺くさい。こんな派手な動きしてんのに規制がかからないのもここらへんが関わってんですかね。
コメントありがとうございます。
ご指摘のように、共生バンク代表の栁瀨公孝氏は自社サイトのプロフィール欄で「経営の傍ら、2009年には「志士経営者倶楽部」を設立して勉強会を主宰、2011年には64名の国会議員から成る「国家経営志士議員連盟」を設立して国を経営する思想を広める。」と記載しています。この記述内容に関しては、良くあるように詐欺師が政治家や政治団体の名前を騙っているだけじゃないかと考えています。「過去の記事」でも取り上げましたが、みんなで大家さん(都市綜研インベストファンド株式会社)は2012年と2013年の過去2度にわたって行政処分を受けています。流れとしては国土交通省から大阪府に要請があり、大阪府の担当部局が立ち入り調査を実施した結果行政処分が下されているので、国政・地方行政ともに何ら影響力をもっていないと思われます。
また、みんなで大家さんに規制がかからないのは、メディアが腐敗しきっている(広告料の欲しさに無審査で詐欺士のCMを流す等)ことが原因なので、残念ながらどんな規制をかけたとしても詐欺の形が変わるだけだと思います…。アリバイ作りのために関連法人を設立してメディアに出演させたり、それらしい広告を出稿して数えきれないくらいの被害者を出したりと、栁瀨氏の手口はかなり悪質です。騙される人が少しでも減るように一緒に頑張りましょう!
ファーム6号ですが、2023.7時点のストリートビューでは
↓
https://www.google.co.jp/maps/@28.2922562,129.4418854,3a,37.5y,228h,86.26t/data=!3m6!1e1!3m4!1sja6nCzh-Y82FWfYb8exomA!2e0!7i16384!8i8192?entry=ttu
それっぽい建物「だけ」は建っていますね。
2018年新築だそうですが。
いずれにせよ体裁「だけ」は整えているみたいです。
コメントありがとうございます。
基本的に詐欺罪が成立するには「人を欺く行為(欺罔行為)・被害者の錯誤・被害者による交付行為・財物または財産上の利益の移転の4つが、一連の因果関係で繋がっている」必要があります。
みんなで大家さんは極めて巧妙かつ悪質なので、ある程度の事業実績を作ることで(建物や土地を実際に購入したり、メディアに取り上げさせる等)、詐欺罪が成立しないようにしているみたいです。
近いうちに破綻するのは目に見えていますが、詐欺被害者が一人でも減るよう祈るばかりです…。