ブログ運営者の投資日記⑤:2022年3月の資産運用状況

ブログ運営者の投資日記⑤:2022年3月の資産運用状況

この記事のポイント
  • 2022年6月1日時点の楽天証券の資産残高は、前回よりかなりマイナスの16,932,532円(前回比:△366,886円)。相場が下落し、NISA枠分も含めて評価損に…。
  • 2022年6月までの特定口座損益は+308,721円でした。色々と手を出してみましたが、バリュートラップに引っかかって資金が拘束されていることから上手く収益をあげられていない状況です。
  • 日経平均は2万4,000円の節目に向けて引き続き下落すると考えています。ロシアによるウクライナ侵略、インフレ、中国経済の後退など様々な問題が未解決となっているので、リスク管理をしっかりと行っていきたいと思います。

前回の記事はこちらです。

「2022年3月までの資産の推移」ブログ運営者の投資日記④:2022年3月の資産運用状況 「ブログ運営者の投資日記③:2021年12月の資産運用状況」ブログ運営者の投資日記③:2021年12月の資産運用状況

運用資産の状況と資産の推移

運用資産の状況

「2022年6月1日時点の口座残高情報」楽天証券より

「2022年6月1日時点の口座残高情報」楽天証券より(画像はすべてクリックすると拡大します)

というわけで、いつものように資産運用状況を報告したいと思います。

2022年6月1日時点の楽天証券の資産残高は、前回よりかなりマイナスの16,932,532円(前回比:△366,886円)となっています。金利上昇を受けて株式相場が下落したため、NISA枠分も併せて含み損が大きく拡大。前回は+146,730円だった評価益が、今回は△433,345円の評価損に転落しています。

預り金はバリュートラップ(PERやPBRが割安な状態のまま放置されること)に引っかかっていることもあり、1,550,628円しかありません。株式の保有期間だけが長引き、資金効率がものすごく悪化してしまっています。

資産の推移

「2022年6月1日までの資産の推移」楽天証券より

「2022年6月1日までの資産の推移」楽天証券より

上の画像が資産の推移です。22年初から現金比率を高めていましたが、相場が下落してある程度割安値銘柄が増えたことから、方針転換して株式比率を高めました。その結果、評価損が拡大して資産額はかなり減少しています。

基本的に金利引き上げ時よりも金利引き下げ時の方が危険だと考えており、金利上昇が続く今の時期は最後の投資チャンスだと思っています。稼げるうちに稼いでおきたいのですが、相場が軟調なこともあり、資産の推移は長期にわたって低迷しています。自身の腕のなさを嘆くばかりです。

特定口座損益の履歴

「2022年6月1日までの特定口座損益推移」楽天証券より

「2022年6月1日までの特定口座損益推移」楽天証券より

2022年6月までの特定口座損益は+308,721円でした。前回の報告から、JSB(3480)、マルゼン(5982)、アイペット(7339)などの銘柄に手を出しましたが、一部銘柄に資金が拘束されていることから上手く収益をあげられていない状況です。

まず、JSB(3480)はかなり安値で仕込めましたが、空売り機関が2社参入してきたため撤退。その後、株価が30%近く上昇して機関投資も撤退したため、かなり後悔しています。また、マルゼン(5982)はチャートの形が悪かったものの、割安であり、外食市況も回復してきたため購入しました。しかし、その後の株価は底値固めが続き、上昇も下降もしないので半ば塩漬け(いわゆるバリュートラップに引っかかった)状態となっています。

最後のアイペット(7339)は、経常収益(売上高)の2桁増収が続いているのでホールドしていますが、中期経営計画の利益目標を何度も下方修正するなど、正直に言えばかなり微妙な銘柄です。ただ、ペット保険市場は成長しており、営業キャッシュフローも増加しているため、細かくポジションを調整しながら保有し続けようと考えています。

なお、基本的にスイングトレードで+20%~30%の利益を目指していくスタイルなので、運用資産に比べて配当金がかなり少なく(6月1日時点で28,000円)なっています。その代わり、貸株サービスによる金利収入が年間1~2万円入っています。

今後のトレード方針

株式市況分析

「日経平均5年週足チャート」マネックス証券より

「日経平均5年週足チャート(赤い支持線は筆者追記)」マネックス証券より

日経平均は2万4,000円の節目に向けて引き続き下落すると予想

前回の記事でも書いたように、日経平均は2万4,000円の節目に向けて引き続き下落すると考えています。今年3月にこの節目の近くまで下落しましたが、日経平均は長いひげをつけて反発。2万4,000円の節目(画像の赤い支持線)が強力に機能していることが分かります。

また、5年週足チャートをみると、短期(6週)移動平均線と中期(25週)移動平均線が長期(75週)移動平均線とデッド・クロスしていることが分かります。株価は長期移動平均線(赤みがかったオレンジ色)の2万8,300円付近に向けて反発を試していますが、現状では十分な底値固めができていないので、いずれは失速して再び2万4,000円の節目を試す展開となりそうです。

ロシアによるウクライナ侵攻、インフレ(付随する食糧危機等)、中国経済が主なリスクに

「商品先物の月足チャート」みんかぶより

「商品先物の月足チャート」みんかぶより

世界情勢に目を向けると、資源価格の高騰が続いています。

ロシアによるウクライナ侵略に対して各国が協調して経済制裁を実施していますが、戦況は泥沼化の様相を呈しています。一部の戦線でウクライナ側が盛り返しているものの、ロシアは戦争継続の姿勢を崩していません。ロシアやウクライナは石油や小麦などの資源輸出大国なので、戦闘が長引けば長引くほどインフレが加速します。情勢がどう変化するかは分かりませんが、この問題には引き続き注意が必要です。

また、上海ロックダウンの影響を受けて中国経済が停滞していることも気掛かりです。現在は経済活動の正常化に向かっていますが、第1四半期経済は大きく後退しています。6月以降の経済指標が改善するか意識しておく必要があります。

今後のトレード方針

前回と変わらず、日経平均が下落することを前提に①現金比率を高める、②利益確定の頻度を高めてポジションサイズをコントロールすることに注意し、リスク管理をしっかりと行いたいと思います。ただ、現状ではバリュートラップに引っかかっているので身動きが取れません。

第1四半期決算などの数字をしっかりと確認し、最悪の場合は微損撤退も視野に、トレードを行っていきたいと思います。

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