ジェイ・エス・ビー(3480):不動産賃貸管理事業で安定成長、長期投資に最適な銘柄|注目銘柄分析

ジェイ・エス・ビー アイキャッチ

ジェイ・エス・ビー(3480):不動産賃貸管理事業で安定成長、長期投資に最適な銘柄|注目銘柄分析

この記事のポイント
  • ジェイ・エス・ビーは学生向けマンションの不動産賃貸管理を中心に、高齢者住宅事業も展開しています。また、新規事業として入居する⼤学⽣を対象にしたキャリア教育・キャリア⽀援事業にも取り組んでおり、学生向け総合サービスプラットフォーマーを志向しています。
  • ジェイ・エス・ビーは大学と提携して学生寮を運営したり、未進出のエリアに仲介店舗を出店することで、事業エリアを着実に拡大しています。未開拓のエリアがまだ数多く残っているので成長余力は十分あり、今後も安定した成長が期待できます。
  • 同業他社の毎日コムネットは、入居学生向けに採用支援活動を行う人材ソリューション事業、学生向けに卒業旅行などを提案する課外活動ソリューション事業で、売上高の約20%程度を稼ぎ出しています。ジェイ・エス・ビーもこうした新規事業に取り組むことで、さらなる成長を実現できると考えています。
  • テクニカル面でもファンダメンタル面でも、いつ最高値を更新してもおかしくありません。現在の株価指標も割安で10%程度の上昇が見込めることから、上場来最高値の更新は間違いないと考えています。

ジェイ・エス・ビーってどんな企業?

ジェイ・エス・ビー-中期経営計画

ジェイ・エス・ビー 中期経営計画(2021~2023)より(クリックで拡大)

ジェイ・エス・ビーは学生向けマンションの不動産賃貸管理(企画開発、仲介、運営管理業務)を中心に、高齢者住宅(サービス付き高齢者向け住宅)事業も展開しています。また、新規事業として入居する⼤学⽣を対象にしたキャリア教育・キャリア⽀援事業にも取り組んでおり、学生向け総合サービスプラットフォーマーを志向しています。

ジェイ・エス・ビーの通期業績推移

ジェイ・エス・ビー 通期業績推移

「ジェイ・エス・ビー通期業績推移」 マネックス証券より

ジェイ・エス・ビーは学生向けマンションの不動産賃貸管理(企画開発、仲介、運営管理業務)を中心に事業を展開しているため、業績は安定しています。自社開発物件の増加や営業拠点の拡大に伴って、連続増収増益を達成しており、長期投資に最適な銘柄だと言えます。

ジェイ・エス・ビーの21年10月期第2四半期決算はどうだった?

21年10月期第2四半期決算は好調を維持

ジェイ・エス・ビー21年10月期第2四半期決算

ジェイ・エス・ビー21年10月期第2四半期決算より

 

ジェイ・エス・ビーは2021年6月11日に21年10月期第2四半期の決算を発表しました。売上高は28,551百万円(前期比+10.5%)、経常利益は4,611百万円(前期比+16.3%)、四半期純利益は3,071百万円(前期比+15.7%)と、売上・利益ともに二桁増収増益を達成しており、非常に素晴らしい決算でした。

当初の減益予想から一転、通期業績予想を上方修正

ジェイ・エス・ビー2021年10月期通期業績予想の上方修正

ジェイ・エス・ビー業績予想の修正に関するお知らせより

好調な決算を受けて、ジェイ・エス・ビーは当初の減益予想から一転、通期業績予想を上方修正しています。売上高を386百万円(予想比+0.7%)、経常利益を605百万円(予想比+14.7%)、純利益を456百万円(予想比+16.9%)、それぞれ上方修正しています。

新型コロナウイルスの感染拡大によって入居率が低下すると予測し、業績予想を保守的な数字にしていたようですが、蓋をあけてみると入居率は前年度を上回る水準となったようです。

今回の上方修正を受けて、ジェイ・エス・ビーは上場以来連続して増収増益を達成することになります。こうした、事業環境の変化にも影響を受けにくいところも、長期投資に適していると思います。

ジェイ・エス・ビーの今後の株価は?

管理戸数の拡大による安定成長

ジェイエスビー管理戸数の拡大

「ジェイ・エス・ビー管理戸数の推移」 ジェイ・エス・ビー中期経営計画(2021~2023)より

ジェイエスビーは管理戸数の増加によって安定した成長を維持しています。

直近では、21年3月に「国⽴⼤学法⼈⼭⼝⼤学の吉⽥キャンパス構内にて、⾷事付き学⽣マンションUni E’terna ⼭⼝吉⽥学⽣会館の運営を開始する」旨のIRニュースを開示しています。

また、2019年7月には徳島県初出店となる学生向け賃貸仲介店舗『UniLife(ユニライフ)徳島大学前店』をオープンしています。

このように、ジェイ・エス・ビーは大学と提携して学生寮を運営したり、未進出のエリアに仲介店舗を出店することで、事業エリアを着実に拡大しています。未開拓のエリアがまだ数多く残っているので成長余力は十分あり、今後も安定した成長が期待できます。

M&Aによる新規事業の展開

グループシナジーの発揮 ジェイ・エス・ビー中期経営計画より

ジェイ・エス・ビー中期経営計画(2021~2023)より

ジェイ・エス・ビーは学生向けマンションの不動産賃貸管理だけでなく、入居する⼤学⽣を対象にしたキャリア教育・キャリア支援事業にも新規事業として力を入れています

2020年5月にキャリア教育プロぐグラムや就活支援サービスを提供する株式会社スタイルガーデンを買収、20年7月には次世代を担うIT人材・AI人材の学習・成長支援等に強みを持つミューケット社を買収して、キャリア教育・キャリア支援事業を強化しています。

同業他社の毎日コムネットは、入居学生向けに採用支援活動を行う人材ソリューション事業、学生向けに卒業旅行などを提案する課外活動ソリューション事業で、売上高の約20%程度を稼ぎ出しています。ジェイ・エス・ビーもこうした新規事業に取り組むことで、さらなる成長を実現できると考えています。

ジェイ・エス・ビーの目標株価は?

 ジェイ・エス・ビー 過去5年平均PER・PBRの推移

「ジェイ・エス・ビー過去5年平均PER・PBRの推移」 マネックス証券より

ジェイ・エス・ビーの過去5年平均PERは11.6倍、PBRは1.85倍となっています。6月11日終値(3510円)と上方修正された決算数値を用いて株価指標を計算すると、現在のPERは10.6倍、PBRは1.68倍となります。

これらの数値を比較すると、現在の株価はまだ割安な水準にあることが分かります。少なくとも10%程度の株価の上昇が見込めるでしょう。目標株価としては来期の業績を見据えて3800~4000円くらいになるかと思います。

ジェイ・エス・ビーのテクニカル分析

ジェイ・エス・ビー5年週足チャート

「ジェイ・エス・ビー5年週足チャート」 マネックス証券より

ジェイ・エス・ビーの5年週足チャーを見ると、株価は最高値圏で揉み合っており、上場来最高値(青い蛍光ライン)を更新しそうな形です。

ファンダメンタルをみても、業績が増収増益を続けているので、いつ最高値を更新してもおかしくありません。加えて、現在の株価指標も割安で10%程度の上昇が見込めることから、上場来最高値の更新は間違いないと考えています。

なお、損切ライン(赤い蛍光ライン)は出来高の多い支持線に引いています。ただ、ジェイ・エス・ビーの業績を踏まえると、この損切ラインを下回ればむしろ買いだと思います。粉飾などの問題が発覚すれば別ですが、増収増益を続ける企業には常に買いスタンスで立ち向かうべきです。

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