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ブログ運営者の投資日記㉛:2024年10月の資産運用状況
- 2024年10月31日時点の楽天証券の資産残高は、前回から大幅マイナスの37,033,602円(前回比:△6,311,998円)という結果でした。10月はほぼすべての銘柄で投資に失敗しました。もともと、9月末の総裁選で高市総裁が誕生すると考え、各銘柄を信用取引分も加えていつもより多めに仕込んでいましたが、それが完全に裏目に出てしまいました。
- 2024年1月1日から10月31日までの特定口座損益は+4,729,234円(前回比:+179,081円)でした。3銘柄に集中投資していましたが、うち2銘柄の投資に失敗したことで含み益のある銘柄を迷わず利確。30万円近い利益を上げました。ただ、10月27日の衆院総選挙で自民党が大敗して株価が暴落するのではと思い、日経ベア(株価が下落すると利益になる金融商品)を仕込みましたが、選挙明けの株価は買い戻しで上昇。リスクヘッジしたつもりが10数万円の損失となり、利益を吹き飛ばしてしまいました…。
- 日経平均株価の5年週足チャートを見ると、2024年7月13日に4万2,426.77円という史上最高値をつけたあとに大きく下落し、8月5日には日銀の突然の利上げを受けて3万1,156.12円まで一気に急落。上下に大きく揺さぶられながらも、今は戻りを試していることがわかります。直近では日経平均は10月15日に一時4万円の大台を回復しましたが、勢いを維持できずに終値は3万9,910.55円で引けており、方向感の定まらない展開となっています。
- 事前の株価予想については、「①自民党単独与党が確保されれば極端な増税路線が実現し、株価は暴落。②自民党の連立政権になれば中立的な政策に修正され、株価は緩やかに下落。③自民党が大敗すれば立憲民主党も議席を伸ばせず、第3極が躍進。減税路線への期待感から政策次第で株価も大きく上昇しそう」と書きました。実際の選挙結果は自民党が大敗して立憲民主党が躍進。存在感の薄かった国民民主、日本保守党などの第3勢力が勢いをつける形となっています。シナリオでいえば②と③の中間のような形になりつつあり、政策次第で株価も上振れが期待できる展開となりそうです。
- もっとも、当初は自民党と連立するのではないかと思われた日本維新の会や国民民主党が自民党と距離を置き始めています。政策的に近い部分があったので連立に前向きだと考えていたのですが、両政党とも連立の可能性をはっきりと否定。「政策ごとに協議を重ねる」という方針を示しています。したがって、当初の思惑に反して政局の不透明感から、軟調な相場展開が続きそうです…。
運用資産の状況と資産の推移
運用資産の状況
2024年10月末までの資産運用状況を報告したいと思います。
2024年10月31日時点の楽天証券の資産残高は、前回の記事から大幅マイナスの37,033,602円(前回比:△6,311,998円)という結果でした。10月はほぼすべての銘柄で投資に失敗しました。もともと、9月末の総裁選で高市総裁が誕生すると考え、各銘柄を信用取引分も加えていつもより多めに仕込んでいましたが、それが完全に裏目に出てしまいました。
投資していた3銘柄のうち2銘柄で高値掴みをしてしまい、若干の含み損を抱えたまま決算発表に突入。2銘柄ともに決算内容自体は良好なものでしたが、思惑に反して株価は下落。多額の評価損を計上することになりました。残り1銘柄に関しては11月決算なので持ち越そうと思いましたが、含み損が膨らんできたためあえなく利益確定。結果的に、評価損のある2銘柄の信用買い分を現引きし、全資金を投入する形となってしまいました。
今のところ投資している2銘柄とも業績が順調&株価指標も割安なので、損切りせずに引き続き保有しようと思っています。しかし、評価損は増え続ける一方で、反転の兆しが見えません。信用買い分を現引きする余力がないので、入金して現引きor損切りの選択を迫られています。楽天証券で取引を始めて以来最大のピンチと言えますが、のんびり頑張りたいと思います。
資産の推移
資産の推移は上の画像のようになっています。10月は全銘柄で投資に失敗し、資産を大きく減らしています。年初来で最低額を更新しており、今年の利益以上の損失を抱えています。ものすごいピンチですが、こうなった以上どうしようもないので、なんとか乗り切れるよう頑張りたいと思います。
特定口座損益の履歴
2024年1月1日から10月31日までの特定口座損益は+4,729,234円(前回比:+179,081円)でした。3銘柄に集中投資していましたが、うち2銘柄の投資に失敗したことで含み益のある銘柄を迷わず利確。30万円近い利益を上げました。ただ、10月27日の衆院総選挙で自民党が大敗して株価が暴落するのではと思い、日経ベア(株価が下落すると利益になる金融商品)を仕込みましたが、選挙明けの株価は買い戻しで上昇。リスクヘッジしたつもりが10数万円の損失となってしまいました。
結果的として、今月の確定利益を大きく伸ばすことができず、評価損を抱えている分だけ資産が目減りしています。今年も残り少なくなりましたが、「総資産に対して+20%~30%のリターン」を得るという目標を達成できる見込みがなくなりつつあります。わずかな機会も逃さぬように頑張りたいと思います。
今後のトレード方針
株式市況分析
日経平均株価の5年週足チャートを見ると、2024年7月13日に4万2,426.77円という史上最高値をつけたあとに大きく下落し、8月5日には日銀の突然の利上げを受けて3万1,156.12円まで一気に急落。上下に大きく揺さぶられながらも、今は戻りを試していることがわかります。直近では日経平均は10月15日に一時4万円の大台を回復しましたが、勢いを維持できずに終値は3万9,910.55円で引けており、方向感の定まらない展開となっています。
こうした混乱の要因は2024年10月27日に投開票を迎えた衆議院総選挙にあります。前回の記事では総裁選後の相場展開について、「①自民党単独与党が確保されれば極端な増税路線が実現し、株価は暴落。②自民党の連立政権になれば中立的な政策に修正され、株価は緩やかに下落。③自民党が大敗すれば立憲民主党も議席を伸ばせず、第3極が躍進。減税路線への期待感から政策次第で株価も大きく上昇しそうです。」と書きましたが、実際の選挙結果は自民党が大敗して立憲民主党が躍進。存在感の薄かった国民民主、日本保守党などの第3勢力が勢いをつける形となっています。立憲民主党の得票数の多さが意外でしたが、シナリオでいえば②と③の中間のような形になりつつあり、政策次第で株価も上振れが期待できる展開となりそうです。
実際、選挙明け後には日経平均の買い戻しが入り、株価は大きく回復しました。10月30日には3万9,417.88円を付けるなど、選挙前の水準近くまで値を戻しています。もっとも、当初は自民党と連立するのではないかと思われた日本維新の会や国民民主党が自民党と距離を置き始めています。政策的に近い部分があったので連立に前向きだと考えていたのですが、両政党とも連立の可能性をはっきりと否定。「政策ごとに協議を重ねる」という方針を示しています。
したがって、政治の安定性という観点からいえば不透明感が漂っており、日経平均の雲行きも怪しくなってきています。2024年11月5日にはアメリカの大統領選挙が控えているため、11月も不安定な相場となりそうです…。
今後のトレード方針
基本的な方針として「総資産に対して+20%~30%のリターン(これを下回る場合でも絶対リターンを追及する)」という目標を掲げていますが、今年は相場環境が不透明すぎて達成できるかわかりません。+20%~30%のリターンを実現できない場合であっても、マイナスのリターンにならないよう頑張りたいと思います!