ブログ運営者の投資日記㉙:2024年8月の資産運用状況

「2024年8月末までの資産の推移」楽天証券より-アイキャッチ

ブログ運営者の投資日記㉙:2024年8月の資産運用状況

この記事のポイント
  • 2024年8月30日時点の楽天証券の資産残高は、若干プラスの43,147,082円(前回比:+1,059,304円)という結果でした。8月は月初の急激な円高に伴う暴落で評価損が膨らみ、一時は3000万円を割り込む事態に陥りました。そのため、心のサーキットブレーカー(大きな損失が発生した際に一定期間お休みをとるというマイルール)が発動。期中はほとんど取引を行いませんでした。資産の増加は投資していた銘柄の値上がり・利益確定によるもので、ポジション閉鎖に伴って生じたものです。
  • 2024年1月1日から8月30日までの特定口座損益は+3,637,330円3,847,544円(前回比:△210,214円)でした。8月1日に主力銘柄とは別銘柄で投資に失敗(△150万円ほどの損失)しましたが、主力銘柄のポジション閉鎖に伴って利益確定を行ったため、特定口座損益額は前月比でほぼ変わらりなく推移しています。今年はマイルールを逸脱したり、株価のよくわからない値動きを見てポジションを即決済してしまったりと、グチャグチャな取引を積み重ねています。9月から取引を再開しますが、満足いく取引・結果を出せるように頑張りたいと思います。
  • 日経平均株価の5年週足チャートを見ると、2024年7月13日に4万2,426.77円という史上最高値をつけたあとに大きく下落し、今は戻りを試してることが分かります。8月上旬に日銀がこれまでの「低金利政策・量的緩和政策」を放棄し、政策金利(無担保コール翌日物レート)を0.25%に引き上げました。これによって、ドル円相場が7月初旬の161円台から8月末には143円台へと大きく円高に振れ、市場が大きく混乱。輸出企業の業績悪化懸念から株価も急落する形となりました。その後、8月7日に日銀の内田副総裁が追加利上げに慎重な姿勢を示したことで市場は落ち着きを取り戻し、現在は急落前の水準に値を戻そうとしている段階です。
  • ドル円チャート、日経平均株価の6ヵ月日足チャートをみると、上下どちらにも動きうる形となっており、方向性が定かではありません。個人的には世界経済の不透明感、米金利の利下げ観測などを要因に、円高・株安が続くと思っています。投資する際はポジションを落とす、安値で仕込む、円高メリット銘柄も組み込むなどの工夫が必要でしょう。

運用資産の状況と資産の推移

運用資産の状況

「2024年8月末時点の口座残高情報」楽天証券より(画像はすべてクリックすると拡大します)

「2024年8月末時点の口座残高情報」楽天証券より(画像はすべてクリックすると拡大します)

2024年8月末までの資産運用状況を報告したいと思います。

2024年8月30日時点の楽天証券の資産残高は、前回の記事から若干プラスの43,147,082円(前回比:+1,059,304円)という結果でした。8月は月初の急激な円高に伴う暴落で評価損が膨らみ、一時は3000万円を割り込む事態に陥りました。そのため、心のサーキットブレーカー(大きな損失が発生した際に一定期間お休みをとるというマイルール)が発動。期中はほとんど取引を行いませんでした。前月に比べてわずかに資産が増加していますが、それは投資していた銘柄の値上がり・利益確定によるもので、買値近くまで値を戻したことから一部銘柄を残してポジションをすべて閉鎖しました。

心のサーキットブレーカー期間(1ヵ月)が終了したので9月からは取引を再開しますが、2024年は年初から相場のリズムに乗れずに微損&日本ホスピスの大失敗と事故が続いています。相場環境を見ても、景気後退懸念が払拭されず、日経平均自体も上下に大きく振れる厳しい状況です。苦しい局面が多いと思いますが、少しずつ資産を増やしていけるよう頑張りたいと思います。

資産の推移

「2024年8月末までの資産の推移」楽天証券より(画像はすべてクリックすると拡大します)

「2024年8月末までの資産の推移」楽天証券より(画像はすべてクリックすると拡大します)

資産の推移は上の画像のようになっています。集中投資していた銘柄が値下がりしたことで資産額が大きく落ち込んでいましたが、その後値を戻したことで資産は微増となっています。心のサーキットブレーカー(大きな損失が発生した際に一定期間お休みをとるというマイルール)期間が満了したので9月から再度投資を再開しますが、下落相場の入口にあるため今後も厳しい相場が続くと思われます。着実に資産を増やせるように頑張りたいと思います。

特定口座損益の履歴

「2024年8月末時点の特定口座損益額」楽天証券より(画像はすべてクリックすると拡大します)

「2024年8月末時点の特定口座損益額」楽天証券より(画像はすべてクリックすると拡大します)

2024年1月1日から8月30日までの特定口座損益は+3,637,330円(前回比:△210,214円)でした。8月1日に主力銘柄とは別銘柄で投資に失敗(△150万円ほどの損失)しましたが、主力銘柄のポジション閉鎖に伴って利益確定を行ったため、特定口座損益額は前月比でほぼ変わらりなく推移しています。今年はマイルールを逸脱したり、株価のよくわからない値動きを見てポジションを即決済してしまったりと、グチャグチャな取引を積み重ねています。9月から取引を再開しますが、満足いく取引・結果を出せるように頑張りたいと思います。

今後のトレード方針

株式市況分析

「日経平均株価5年週足チャート(2024年8月30日時点)」マネックス証券より

「日経平均株価5年週足チャート(2024年8月30日時点)」マネックス証券より

日経平均株価の5年週足チャートを見ると、2024年7月13日に4万2,426.77円という史上最高値をつけたあとに大きく下落し、今は戻りを試してることが分かります。8月上旬に日銀がこれまでの「低金利政策・量的緩和政策」を放棄し、金利正常化への道筋を示したことで、「円キャリトレード(低金利の円を調達して他の高金利通貨で収益をあげること)」の巻き戻しが一気に起こりました。これによって、ドル円相場が7月初旬の161円台から8月末には143円台へと大きく円高に振れ、市場が混乱。輸出企業の業績悪化懸念から株価も急落する形となりました。その後、8月7日に日銀の内田副総裁が追加利上げに慎重な姿勢を示したことで市場は落ち着きを取り戻し、現在は急落前の水準に値を戻そうとしている段階です。

「ドル円日足チャート(2024年8月30日時点)」tradingviewより

「ドル円日足チャート(2024年8月30日時点)」tradingviewより

ドル円の日足チャートに目を向けると、直近高値の起点(2023年12月の140円台)を下回っておらず、まだ本格的な下落トレンドに入っていないことが分かります。直近の最高値付近まで値を戻す可能性がある一方、今回の下落幅がかなり大きいので上昇相場の崩れ(下落相場への転換)につながる可能性も否定できません。個人的には、アメリカの経済情勢が不透明であること、9月に米金利の利下げが実施される恐れがあることから、ドル円相場がさらに円高に傾く危険性の方が高いと考えています。円高になれば輸出企業の業績が悪化し、当然関連株の株価が下がると予想できます。日経平均株価も軟調に推移すると思われるので為替相場・米金利の利下げの有無には注意が必要です。

「日経平均株価6ヵ月日足チャート(2024年8月30日時点)」マネックス証券より

「日経平均株価6ヵ月日足チャート(2024年8月30日時点)」マネックス証券より

なお、日経平均株価の6ヵ月日足チャートを見ると、8月5日に3万1,156.12円の安値をつけた後、75日移動平均線(3万8,649円)まで値を戻していることが分かります。どこまで値を伸ばすのかわかりませんが、上値を抑えられていた75日移動平均線を突破すれば、4万円の節目、4万2,000円の最高値が意識されることになります。8月の下落幅・上昇幅があまりにも急すぎるので、一旦調整が入る可能性が高いと思っていますが、どのような動きを見せるのか誰にも予想がつきません。

短期的には(日足チャート上では)最安値を更新しているので、4万2,000円の最高値の更新に失敗して3万1,000円を下回ることがあれば、下落トレンドに転換することになります。方向性が良くわからず、上下に大きく揺さぶられる不透明な状況が続くと思われるので、投資する際はポジションを落とす、安値で仕込む、円高メリット銘柄も組み込むなどの工夫が必要でしょう。

今後のトレード方針

基本的な方針として「総資産に対して+20%~30%のリターン(これを下回る場合でも絶対リターンを追及する)」という目標を掲げていますが、今年は相場環境が不透明すぎて達成できるかわかりません。+20%~30%のリターンを実現できない場合であっても、マイナスのリターンにならないよう頑張りたいと思います!

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